ナンピンか？損切りか？🙄

今回は、

トレードに脳味噌は要らない。簡単な足し算と引き算と掛け算と割算などの算数ができれば良い。

これを説明する良い機会だと思ったのでそこの所を書きますね。

その前に

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まだ持ってない方は便利なのでぜひ😉私はずっと愛用してます👇

あと、いろいろ紹介してるけど、これはまだだったなぁと思ったので😊

おすすめ❤

どうしても株価は世界経済の流れの中で動いてるものなので、世界経済については知らないよりは、知ってる方がトレードにも役立ちます。

世界経済の行方を予測すること自体に意味はないのですが（＝そうなるとは限らないから）プロがどう見てるか？今どういう状態なのか？トレードでいろいろな判断をする時に、参考にできます😉

知らないよりは、知ってる方が👌

ナンピンか？損切りか？

さて、今回の記事は、ナンピンと損切りについて。

某有名人さんが、彼のナンピンの方法を公開して、いっぱい「ありがとうございます！」というコメントが付いてたので、果たして本当にありがたいのか？

そこを私がどう考えるかを書いてみます。

自分のトレードは、

• ナンピンする方が良いのか？
• 損切りする方が良いのか？

それを考えるご参考にでも😊

私はナンピンしない方が良いと考えてる派です。

上達したかったら、ナンピン癖は付けない方が断然良い。

下がり行く銘柄をガチホするのを善しとする上達を妨げる悪い癖も付いちゃいますし、そもそもイン位置から下がるのは株価の波を見ることができていない、インを間違えたという証拠。失敗トレードです。

株の値動きが見えていたら、上がる所でしか入らないし、そこから下がるまでに利確してしまうので、含み損にもなりません。

それに気づいてから私は株価が上昇すると思って入った所から下げたからと言ってナンピンはしない派です。

計画的ナンピンとは別の話ねーうさぴよ語録

ナンピンとは

買った株式や投資信託などが下落した場合に、買い付けコスト(=損益分岐点)を引き下げることを目的に、さらに買い付けること。

 ナン(難)=損を平均することからナンピン【難平】と言います。

どうにもこうにも勝てず、負け続けていた頃は私もしてました。上昇すると思ってインした所から鬼のよう鬼下がり鬼のようにナンピン（笑）

今は株価が上がると思っていた所から下がったからといってナンピンはしません。

初めから分けてインして行く計画的ナンピンはします。ここではそれは別の話として置いておきます。

何故ナンピンしないのか？

何故ナンピンしないのか？

やらない方がプラスが大きいと判断してるからです。

ナンピンは、

• 腕の上達の妨げになりやすい
• 助かる可能性があるだけでお得ではない

そもそも今は入った所から下がって含み損になることがほぼほぼほぼないのでナンピンする必要がありません。

そこから発射🚀する所でしか買わず、含み益のうちに利確してしまうので。保有株が下落することがありません。

「ほぼ」なのは、特殊な場合することもあるから。

例えば、入った時はまったくいなかった仕手筋が、保有中に突然買い集める為に株価を下げさせ始めて、損切りする暇なく、そろそろ上げるでしょって所で、えっ良いのそんな値段で？素敵な値段で売ってくれる方がいたら、ありがとう♥と買い増しして頂いておきます。

半年に1回あるか？ないか？去年は一度だけありました。

仕手筋に不自然な下げ方をされ、急落に損切りしそびれたものの、この調子なら、その日のうちに戻すと見たので、底で買い増し。

ただそれだって逆指値しておくなり、とっとと反射的に損切りして、底で全て買い直した方が遥かにお得だったのに、速攻損切れなかった私の失敗トレードです。

助かったから良いというものではありません。

うさぴよ語録

材料ありで業績良く戻る根拠もあり、明らかな仕手筋がいるのがわかったのと、仕手や空売り勢が下げさせ続けられないくらい買い圧力も大きかったので、ナンピンできただけで、本当は即投げ買い直しが正解です。

やるとナンピンで助かるのが癖になるので、ナンピン自体基本しないようにしてます。

ナンピンして助かるトレードしてると入る位置も極めようとしないし、損切りも下手なままになるし、まぁ良いことないです。

永遠にナンピンできる大量資金がない限り、資金が限られる庶民は、ナンピンを善しとしてるとそのうち大被弾🔥して破滅＝退場します。

そもそも、値動きが見えてないからやってしまった高値で入ったイン位置の失敗。そんな状態で、底が見えるわけもなく、底がわからないのにナンピンし続けるのは、ただただ危険です。

２割減👉更に２割減👉もっと下落もあり得るのにナンピンし続けるのは一か八かのギャンブル。

ギャンブルは癖にしたら危険なので止めないと。

• わからなかったら、やらない。
• わかるときだけ、やる。
• わからないなら、わかるときを増やす工夫を地道にして行く。

計算

それでは、算数で「ナンピンしない方がお得だよ」を説明しますね👇

某有名人さんが、彼のナンピンの方法を公開してたので、それに基づいての計算をします。

（わかりやすいように手数料や税金はなしで）

効果的なファーストポジションの取り方で、これで負けない種玉ができるというご主張でした。

1. 試し玉1
2. ２割下げたら３ナンピン
3. そこからまた2割下げたら9ナンピン

1000円の株としましょう。

先ずは1,000円で100株＝10万円

100株で10万円分保有のスタートです。

試し玉１

2割下げたら800円

これを300株追加

＋800円✕300株＝保有24万円分追加です。

1,000円ー800円＝200円

200円✕300株＝６万円

含み損６万円の状態。

３ナンピン

そこからまた2割下げたら640円

＋640円✕900株＝57万6,000円分追加です。

この時点で保有は1300株。その為に91万6,000円支払ってます。

1,000円だった株価は640円となり自分の保有株は705円弱で1,300株

含み損38万3,500円の状態です。

９ナンピン

そこから1,000円まで戻ると仮定します。

ナンピンして705円になってるので、これが1,000円に戻ると

1,000円ー705円＝295円

295円✕1,300株で38万3,500円の利益になります。

損切りせず1,000円に戻った場合

確かに含み損だったのに、助かりました。

負けませんでした。

次はガチホせずとっとと一旦損切りした場合です。

1,000円でそこから上がると想定して買ったけど、下げちゃったから、950円でとっとと一旦撤退したとします。

100株なので5,000円のマイナス。

一旦損切りした場合

そこから虎視眈々と待ちます。下げ止まるまで、騙されないようにしながら、じっと我慢。

640円で1,300株買い直し、そこで下げ止まって、1,000円まで戻して売ったとします。

640円で1,300株を買い直し。

そこから1,000円に戻って売却。

1,000円ー640円＝360円

360円✕1300株で46万8,000円の利益（マイナス最初の損切り5,000円）

もし同値撤退していれば、84,500円も一旦損切った方が、ナンピンしない方がお得になります。

一旦損切りして買い直し1,000円に戻った場合

損切りも上手になれて、どこから上がるか？イン位置も修行できて、どこが底か？底の見極めも学べる。良いことだらけです。

メンタルへの影響

ナンピンせず損切りできたら、何よりも含み損に耐える心の疲弊がありません。

含み損はメンタルのダメージ大きいです。頑張ろうという気力さえもどんどんなくしちゃう。

含み損ダメージがないのは精神衛生上良いです。

失敗しても仕切り直せば良いだけ。前向きな気持ちにもなりやすい。

ポジティブで前向きな気持ちでいることは、良い結果をもたらすトレードをする上で何よりも優先した方が👌

優先事項ーうさぴよ語録

ナンピンしてる間の含み損に耐えなくても良いだけでも、損切りは精神衛生上とても良いです。

ナンピンの弊害

反面、ナンピンして、ナンピン癖付けてたら、損切りできないまま、どこから上がるか？イン位置もいつまでもわからず、どこが底か？の修行もできず、見当つかないまま。

たとえ、ナンピンして助かっても、ナンピン癖と言うのは自分の腕を下げることはあっても、上げられません。

更に、このシュミレーションは下げ止まって元の値段に戻ってきたという前提ですが、

容赦なく60%下げ続けたり、80%や90%下げたままの銘柄だってあります。

• 100万円近くを戻るまで拘束され
• 含み損であり続けるのに耐えるメンタルの疲弊
• 100万円を塩漬けさせておく無駄
• 更に下げた時に更にナンピンをもっと続けるのかの葛藤？

良いことあるでしょうか？

「まだ負けたわけじゃない」というプライドは保てるかもしれませんが、私から見たら、もう「苦」しかないです。

含み損を耐え、そのうち何とかなるまでナンピンし続けることができるのは、大量の遊ばせておける余力がある方だけです。

待てる時間がたっぷりあって、資金もたっぷりあって、腕の上達などはどうでも良く、とにかく損を確定させない、損は確定させなければ損ではないと思ってて、含み損がどれだけあっても、どうしても負けてないと思いたい方には良いかもしれません。

ナンピンして３ヶ月耐えた場合

ナンピンを善しとして3ヶ月耐えたとしますよね。

相場がある日数で行くと60日間。

さっさと切ってその分の100万円でデイトレをして、毎日1%増やしてたら60万円増やせます。

トレードの腕があればです。

ナンピンして助かって38万3,500円儲けて変な癖付けてイン位置もわからないままトレード上達しない3ヶ月間経過しちゃうよりよっぽど良くないですか？

しかもナンピンし続けてもそれがいつか助かるとは限らない。

余力がそんなにないのにもし信用取引でトレードしてたら下げてる間に追証来まくります。

80%とか90%マイナスになってる保有銘柄が複数あって、借金までして追証払い続けて、含み損が2,000万円とか3,000万円超えてる方が話題になっていたことありましたが、

耐えられますか？

うさぴよ語録

私は耐えられないし、耐えたくもありません。

無駄な苦労です。

トレードは足し算と引き算と掛け算と割り算、算数ができれば大丈夫と先日言ってたのはこういうことです。

計算したら、ナンピンか？損切りか？どっちがお得かはわかります。

ナンピンするか？しないか？は余力の量や自分がどれだけ耐えられるか？にも寄るとは思います。

ただ、腕を上げたかったら、損切り一択です。

含み損を何とかしたくてナンピンしてて、腕が上がることはないです。

どこから上がるのか？下がるのか？わからないまま反省せずでは、腕の上げようがありません。

うさぴよ語録

上達したいなら負けはちゃんと認める

私は、そこから上がると想定する所でしか入らないので、上がらなかったらそれはもう自分の想定が間違っていたということ。失敗トレードです。

素直に間違いを敗北を認めます。速攻損切りします。

これを癖にしないと正しい判断も濁り始めるので、それだけは全力で避けたい。

どうしてもそれがまだ上がると想定する根拠がしっかりあるなら、

同値撤退、ド底で買い直しがベスト👍

損切りし損ねて、下げても株価1,000円が950円。最悪900円になるまでにしときます。

100株なら1万円の痛手で済む。

損切りせず、100株で640円になったら含み損３万６,000円になってる上に資金拘束されてる時間が無駄です。

更に、

• ナンピンしたら３ナンピンで含み損６万円。
• ＋９ナンピンで含み損38万3,500円。

しかも、そこから上がるとは限らず、更に下げたらもっとマイナスになる可能性まである。

こんな悪あがきはただただ無駄です。

私は効率良い合理的なのが大好きです。

自分の腕が上達しない道より、どんどん上達して腕が上がる道を歩きたいです。

• 含み損に耐え
• 資金を無駄に拘束され
• 心疲弊したくありません。

損を確定させたくない負けを認めたくないそんなプライドを無駄だと思います。

負けを認めない損切らないプライドで、自分のトレードの成長を妨げたいですか？

そのプライド自分の成長の為に邪魔じゃないですか？プライド守って良いこと何かありますか？

私の答えは「何もない」です。

下手っぴと思って脱出する

ナンピンしまくってイン位置が下手なトレードをする癖を付けるより、損切り上手になって、腕上げた方が良いと私は思いますし、その方がおすすめです。

とは言え、自分が何かしらの根拠を信じて入った銘柄やインの位置。思い込んでいればいる程、損切りするのは難しいですよね。

自分の判断が間違っていたことを、負けを、認めるのは、辛いです。

ナンピンで助かるなら、そのまま持ってて、ナンピンして、助かる方が一見楽です。

でも、それは、ナンピンで資金が尽きることなく、含み損に耐えられて、最後に助かるならの話。

助からない場合だってあります。

トレードの損失リスクは無限です。

私はその昔、その日２万円あった含み益をもっと伸ばしたいと欲張り持ち越しました。

そこから下がり続け、やっと損切りしたときには、含み損４０万円にまで達してました。

ただ、恐ろしいことに、その銘柄はそこからまだまだ下げたんです。

悪材料も何も出てません。ただただ欲しがられていなかっただけ。

人間は一見楽な方に逃げやすい生き物です。

損切るか？ガチホか？判断しないのが一番楽だからそのままにします。

でも、楽な方に逃げていると、実はそれが苦しくなる上に、そこに成長はありません。

何よりも、楽な方に逃げていては、腕を上げられない。これが大きな損失。

うさぴよ語録

なので👇

ナンピンしたら助かるかもと思ってしまうナンピン癖を脱出するのに、私はナンピンは下手っぴがすることと思うようにしました。

下手っぴなんかでいたくないから、私にはかなり有効でした（笑）

うさぴよ語録

損を確定させたくなくて、負けを認めたくなくて、守るプライドより、下手っぴでいることの方が私には耐え難かった（笑）

自分に利く考え方は人それぞれなので、そこは上手に自分の心をプライドを操縦してみてくださいね。

どんなトレーダーでいたいか？

もちろん大量に資金があり、余力たんまりで、がんがんナンピンできるし、とにかく損切りしたくない、損を確定させて負けたと思いたくない、腕を上げるとかには興味ない、含み損を耐えるの得意、どっちがお得かなんかどうでも良い方は、どうぞナンピンしまくってください。

自分のトレードですから。自分の好きなようにするしかありません。

損切りするより、ナンピンして、損を確定させない方が、凹まない、得かどうかなんてどうでも良い方もいるかも知れませんしね。

ただ、影響力ある方のおすすめのナンピンの仕方に、良いこと教えて貰った！とコメントしてる方があまりにも多かったので、本当に良いことなのか？

ちょっと考えてみることをおすすめしたくて書きました。

良い機会なので、考えてみてください。

• 自分は何を目指してるのか？
• トレーダーとしてどうありたいのか？
• どんなトレーダーになって行きたいのか？

この記事で私が取り上げているナンピンは買いでエントリーした所から想定と違って株価が下がって来てしまったので、保有株の価格を下げる為にするナンピンです。

FXでよくやる計画的にナンピンをするトレードもあるので、それとは別と考えてください。

トレードで計画的にエントリーを分割する方法もあります。私は、中長期や低位株で使います。これについてはまた別の機会にでも書きます。

計画的ナンピンと想定と違うからするナンピン

影響力ある方々

影響力あるから、資金がいっぱいあるから、トレードが上手いとは限りません。

多くの場合、煽って株価操縦が上手く行くのは、上がる根拠が大きく、影響できる資金力が活かせてる場合。

資金の割に浮動株多過ぎたり、株価が動く根拠が薄いと、扇動できるイナゴ数に限界があるので、操縦は難航しがち。

ご自分のナンピンの仕方を発信されてた方は、株価が思い通りに伸びず、煽ってた銘柄を突然降りてたこともありました。

目の付け所もイナゴの操縦の仕方も、独特で面白くて、私は言動を遠くから見てますが、

ナンピンに関しては、そんなことしてたら下手っぴになるよと思う私は賛成しかねるので、今回書きました。

もう一度、皆さまも、ナンピンの是非について、ぜひ考えてみてください。

ナンピンする方が良いか？するならどんな時にするか？

損切りした方が良いか？それは何故か？

自分はどんなトレーダーになりたいか？

うさぴよ語録

負け地獄🔥にいた頃、私も株価がどこから上がるのか？下がるのか？さっぱりわかりませんでした。

初めは何も見えてなくて、大負けし続けました（笑）

でも、観察と訓練を続け、少しずつ見えるようになりました。

もちろん、今でもわからないときは、あります。

そういうときは、違う銘柄に変えたり、トレードしなければ良いだけ。

腕は上げようと努力してたら、その努力が的外れでない限り、そのうち上がります。

ただ、時間も労力も必要です。

諦めないことも大切。

そして、何よりも、初めから楽できる腕が上がらない手法や判断だけは避けることおすすめです。

癖になると上達滞って自分が大変だから。

うさぴよ語録

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【損切り】自体については悩まれてる方も多いみたいなので、私がどう考え、どうしてるか？そこもまた書きますね。

それでは、今回はこの辺で。

またね😉