勝ち続ける為の負け分析🔍

「私が負けていた頃」という記事で、負ける要因を分析して勝てるようになったことを書きましたが

意外と「負け分析が嫌」「負け分析をしたくない」と仰る方が多いのですね😲

• 負けを見返すとネガティブな気持ちになるから余計勝てない
• 勝ち分析をした方が勝てる

そう主張される方までいらっしゃるようです。正直、驚きました。

何故驚いたかと言いますと、負けをなくせば勝てるので、何故負けるのか？みつめ直すのは勝ちたかったら当たり前だと私は考えていたからです。

もちろん、トレードで勝つ為に、負け分析が必要かどうか、賛否両論あります。

私は勝ち続けるトレーダーでいたかったら、負けも勝ちも、両方見直す必要があると考えてます。

何故か？それを今回書きます。

負け分析が嫌な理由

負け分析をしたくない、避けたい理由もわかります。気分良いものではないですからね。

私もそうでした。

• 負けトレードなんて思い出したくもない
• 見返すなんて不愉快極まりない
• とっとと忘れた方が良い方向に進める

負け分析をする為には、自分のトレードの失敗を直視して、自分の負けを、失敗を認めなくちゃならないですから。憂鬱になるのもごもっとも。

ただでさえ負けて落ち込んでるときに、更に見返したら、もっと落ち込む。

プライド高い方だったら特に

●不愉快

●楽しくない

●辛い

いくら「負けは活かせば宝」と言われても、そんな嫌で不愉快な辛いことしたくないですよね。

そりゃそうだーうさぴよ語録

これは、損切りができない気持ちと似てます。

損切も、失敗を直視し、自分の負けを、失敗を、認めなくちゃならないから、そんな嫌で不愉快で辛い損切りはしたくない、できないんですよね。

「損切りしなければ、まだ負けは確定してない」と言う挽回できるはず！と心の中でお祈りをしたい気持ちもあるでしょう（笑）

とにかくまだ負けてないと思いたいわけです。

同じで、失敗を直視して、自分の負けを、失敗を認めなくちゃならないから、そんな嫌で不愉快で辛い負け分析もしたくない、できない。

「分析しても落ち込んで良い方向に向かえる気がしない」からしない方が良いんだと思いたい（笑）

どちらも、自分の間違っていた判断を、負けを、認めたくない気持ちから来てます。

勝ち分析だけで勝てるか？

自分は負け分析はしない。勝ち分析をする。それでネガティブにならなくて済むから、その方が勝てるようになった

と仰る方も見かけました。

確かに、勝ち分析だけで、一時的に勝てるようにはなるかもしれません。

でもね、勝てるようになったかもしれないけど、その後、ずっと勝ち続けられてますか？

どう勝ったかの分析をして、その勝ちを再現すれば勝てるようにはなります。

でも、勝つのっていろいろな道や方法や状況があるから、同じことが適用できなくなった途端に、その勝ち方は使えなくなり、負けます。

例えば、

• 地合いが良いから勝ちやすい
• 特定の銘柄の調子が良いから勝てる
• 値嵩株の値動きが大きいから勝てる
• 低位株の動きが良いから勝てる

など。

ずっと同じ状況が続けば、いつも勝てるのかもしれません。

でも、状況は変わります。相場は変わり続けます。

地合いが悪くなることもあるし、特定の銘柄の調子が悪くなることもある。値嵩株が動かなくなることも、低位株の値動きが鈍くなることも、もちろんあります。

そっくりそのまま勝利の再現を永遠に続けられるわけではありません。

ふとした拍子に、相場の変化で、その勝ち方が通用しなくなり、何かしらミスを犯し始めたら

勝てる時期は終わります。

でも、負けはいつも同じです。変わりません。

人間がミスをおかす要因は、本能・欲に直結してるから、万国共通なんです。

外国の方が書いた有名なトレードの本を読んだことある方なら、わかりやすいかもしれません。

外国でも同じなんだ？！びっくりしたことありませんか？

私はあります（笑）

ミスは共通ーうさぴよ語録

例えば、私はせっかちです。

トレードに於けるせっかちは、機会を逃したくないという欲です。

急騰してる時に高値なのにジャンピングキャッチして飛びつきたくなりますよね。待てない。

これは、このまま株価が上昇📈して、置いて行かれたら自分だけ儲け損なう、そんなの嫌だ、自分も儲けたい！という自分の欲に負けちゃうわけです。

地合いが良いと更に上昇するので、確かにそれでも儲かります。

ところが、地合いが悪い時は、朝の上昇で飛びつくと、寄り天なんてことも珍しくないですよね。

高値を掴んでそこから二度ともとの株価に戻らず、そのまま助からないなんて悲惨なことになります。

飛びつかなければ儲け損ないますが、マイナスにはなりません。

地合いが変化し悪くなると、飛びついて勝つのは再現できなくなるけど、
エントリーするべき箇所でしてないという判断ミスは直せばずっと使えます。

ミスをなくす大切さは、チェスについての記事に書きました。

自分がするミスは、勝ち分析だけでは、どうしても無くせません。

負け分析をせず、自分のトレードのミスを排除するのは不可能なんです。

そして、人間はミスをする生き物です。ミスをしない人なんていません。

うさぴよ語録

ミスをなくしてから

負け分析をせず、勝ち分析だけするのは、ミスをしないのが当たり前になってからでも遅くありません。

まだ、勝ち続けられないうちに、勝ち分析だけして、負け分析をしないのは、ちょっと早過ぎます。

負け分析を怠ってミスをなくしておかないと、いつかコツコツドカーンのドカーンをします。

せっかく勝てるようになったのに、負けて振り出しに戻っちゃう。

勝てるようになったと思ってたのに、また激しく負けると、すっかりやる気が萎えちゃいますよね。

やる気をなくさない方が、頑張れるので、成長が滞りません。

せっかく前進してる途中で、やる気を失うのは、勿体ないです。

と言うわけで、トレーダーとして成長を続けたかったら、負け分析をしなくなるのは、完璧に負けなくなってからがおすすめです。

私は負けなくなってからも、危ない瞬間があったり、負けそうになっただけでも、反省して何故負けそうになったのか？の分析を欠かしません。

どんなちょっとしたミスでも排除しまくります。

負けたら、負けを分析するのはもちろんですが、負けそうになっても、負けそうになったのは何故か？分析をして、ミスをみつけ、直しておきます。

危なくならないように、それがどんなに微細なことでも、軌道を常に修正し続けてます。

だから、最悪、負けそうになることはあっても、結果的には負けません。

不愉快じゃない負け分析方法

では、どうしても負けを直視するとネガティブになり、トレードのパフォーマンスが下がる方はどうしたら良いのか？

おすすめはこちら👇

不愉快で、楽しくない、辛くて、ネガティブな気持ちになっちゃうから負け分析をしたくないのなら、ポジティブな気持ちになれる負け分析をすれば良いのです😉あら簡単（笑）

うさぴよ語録

ここがダメだ、あそこがダメだって見直すから、嫌になるのなら、ではどうしたら勝てたのか？そこまでを通しで考えます。

ダメダメダメを突きつけられて、嫌になる所で、分析を止めない。

例えば、エントリーや利確の位置がダメだったのなら、どうしてそんなダメな位置でエントリーや利確をしたくなったのか？何に惑わされたのか？を探します。

• チャートを見誤った
• 騙し上げや騙し下げに騙された
• 見損なってる時間軸があった
• テクニカルが利いてない銘柄でトレードしてしまった
• 仕手筋の買い集めの売り浴びせで狼狽売りしてしまった
• 欲張った

理由はいろいろでしょう。

そこで思考を止めるから、ダメだダメだダメだダメなことしちゃったー💧自分はダメだーもうダメだーとネガティブになってしまう。

では、

• どこでエントリーすれば良かったのか？
• どこで利確すれば良かったのか？
• どうしたら狼狽売りしなくて済むか？
• 欲張らない為には？
• 最高のエントリー位置や利確位置をみつける為には、何を見て、何に気づけば良かったのか？

そこまでを考えて、ダメな所を直す改善方法までを、見直して検証します。

直せば、次は勝てるわけです。

勝てるんですよ😊

((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸして来ません？（笑）

負けた要因をみつけてなくし、勝てる方法を探す。

そこまでをセットで考えたら、ネガティブになんかなりませんよね。

ネガティブになるから嫌だと排除するのではなく、ポジティブになれる方法を探します。

うさぴよ語録

勝ち続ける方に、自分をポジティブな状態に持って行ける方が多いのは、そういう所だと思います。

自分を良い状態に保って、自分の本領を発揮しないと、安定して勝てませんから😉

転んだら、起き上がる方法を考えて、起き上がれば良い。

転んだままになるから嫌にもなるし、ネガティブにもなる。

努力をしてる間は、なかなか成果が目に見えません。だから、不安にもなります。

起き上がろうと頑張ってるときは、まだ起き上がれてないので、不安になるのは当たり前です。

それが嫌だからと起き上がろうとすること自体を避けて、立てた時のことだけ見つめても、転んだときの起き上がり方がわからないままでは、また転んだら起き上がれないことに変わりはありません。

一生転んだことない人なんていません。誰でも転びます。

立ち方だけを得とくしても、また転ぶわけです。

でも、転ばない方法みつけておいたら転びませんよね？

どちらかだけでは、また転んじゃう=負けちゃうから、

立ち方=勝ち分析も大切だけど、転んでからの起き上がり方=負け分析も大切です。

うさぴよ語録

勝ち続けるトレーダーでいたかったら、負け分析しっかりしましょ😉

努力しても、努力しても、成果が得られないと、焦るし、凹むけど、努力とその成果が目に見えるようになるまでは、自分が思っているよりも、大きなズレがあります。

いつも言うけど、大切なことは地味で地道なことが必要で退屈なことが多い🙄

だから続けられる人が少ない。

続けることさえできれば、辿り着ける😊だったら続けた方が良いですよね。

努力の方向が間違ってさえいなければ、結果は出ます。勝ち続けられるようになります。

焦らず、慌てず、コツコツ積み重ねましょ💪

そして、勝ち続けられる為の負け分析をする為には、

自分がどのような日に、どのような銘柄で、どのようなトレードをしたか？
しっかり記録してください

これもう大前提。

ただ、やたら細かく記録してらっしゃる大御所トレーダーの方のトレード日誌をSNS等で見かけて、そこまでしないとダメなんだ😱と怖気づいちゃってる方もいるんじゃないかな（笑）

嫌になったら続けられないので、自分が嫌にならないぎりぎり、後で見ても思い出せる、分析できる程度の記録で良いと私は思います。

続けないと意味ないからね😉

では、今回はこの辺で。

またね😊

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