今日はチェスの勝敗とトレードの勝敗はとっても似てるというお話です。
twitterで予告してましたが、Netflixのチェスのドラマ『クイーンズ・ギャンビット』全7話を見てて「めっちゃトレードと似てる😱」びっくりしたので書きます。
私はその似てるポイントに気づいて詰めて行ったから、勝てるようになったのは大きいです。
ちなみに私はチェスや将棋をまったくタシナミませんでした。
幼少期から私の周りは誰もやらなかったので、興味を持つ機会がなかっただけなのですが。
早めに興味持っちゃってたら、チェスで世界を目指してしまった可能性もあるので、良しとします(笑)(そうしたら人生変わっちゃってた🙄変えたくないから良し😊)
でも、そう思うくらいこのドラマ面白かったです。
似てるポイント1 負けは自分のミス
チェスはマインドの格闘技。激しい闘いのイメージがあるけど、攻めも守りも重要。
トップクラスの競技を見てると特に、皆さまお上手なので、勝敗が決まるのは、どちらかがミスしたときだけなんです。
ほぼほぼ負けない強豪揃い。負けるのは、うっかりミスのみ。
トレードもそうですよね。心当たりありませんか?
必ず負けたときって、何かしら自分がミスをおかしてます。
20年間無敗の伝説の雀鬼(麻雀の鬼)桜井章一さんも仰ってました。
『負けの99%は自滅である』
もう、本当にその通りです。
勝とうとするな‐負けの99%は自滅である 桜井章一【広告】
やれ相場が悪いだの、仕手筋のせいで負けただの、いろいろ仰る方いますけど、
その弱い相場で手はお膝にせず、闘おうとしたのは自分ですよね。
仕手筋がいるのに、損切りせずにトレードを続けたのも自分です。
煽ってる方の売り抜けを罵ってる方もよく見かけますが、イナゴになることを選んだのは自分。
煽ってるのを知らなかったのも、煽ってるのに離れなかったのも自分。
インの精度が悪いのも、欲張って含み益を含み損にして、結局損切りしたのも。
高値に飛び乗ったのも、下落で損切りせずナンピンして被害を拡大させたのも。
暴れん坊銘柄に安易にエントリーしたのも、株価の波見えてないのにトレードしたのも。
狼狽売りしたのも、銘柄選びが悪かったのも、全て自分。
そう、自分の判断ミスが負けにつながる。負けは全て自分のミス。
自ら敗北の奈落へと落ちて行くのが勝負の世界。
似てるポイント2 可能性を考え備える
天才と有名だったアメリカのチェスプレイヤーにボビー・フィッシャーさんという方がいらっしゃいます👇
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昔のトークショーを見てたら、ホストがボビーさんに『何故あなたは勝てるのか?他の人と何が違うのか?』と聞いたんです。
そうしたら、彼の答えが
『どれだけcould be moves(可能性がある動き=選択肢)を考えるられるかだ』
勝敗は、1つの動きに対して、相手がどう出て来るか?そのあらゆる可能性を考えて如何に備えておけるかが鍵なのだそうです。
ボビー・フィッシャー
ね、トレードも同じですよね。
相場の状況、株価の値動きに対して、市場の参加者がどう動いて来るか?
どの銘柄でどんな可能性があるか?
あらゆる可能性を考え、備えまくった者が勝てる。
だから、準備してなくて、情報知らなかったら、負けますよね。
何だこの下げは?と思ってチャーンスと買い向かったら、下げる理由があって、自分がそれを知らなかっただけなんて、あるあるです。
ポイント1に戻りますが、調べなかった自分が悪い。
負けの要因は自分の凡ミスです。
似てるポイント3 正しい判断
これもボビー・フィッシャー氏の言葉ですが、
勝てるかどうかは、あらゆる可能性、あらゆる選択肢の中から、如何にベストの判断ができるかにかかっている。
自分は常にベストの判断ができるし、その為の訓練をしている。
ボビー・フィッシャー
正しいベストの判断は訓練のタマモノですね。
『あなたが一番だと、あなたに匹敵する練習相手がいないでしょ?どうやって練習してるんですか?』というホストの質問に、ボビー・フィッシャー氏は、
常に何かしら読んでます。過去の名勝負やチェスについて、読んで、頭の中でチェスをやってます。それが私の訓練で練習です。
正しい判断ができるか?天才と呼ばれた人も、常に訓練をしてるんですよね。
これもトレードとそっくり。例えば、
よくわからなかったら一か八かでエントリーしてダメだったら損切りすれば良い、逆指値をかけておけば良いと仰ってる方、これを他の方におすすめする方をよく見かけます。
スキャルピングなら、それもありかもしれません。そういうものなので。
ただ、スキャルピング以外のトレードでこれをやってると腕が上がりません。
何故か?
まさに、この3つ目のポイントなんです。
その時、エントリーするべきか否か?わからないのに闇雲に入っていたら『正しい判断』の精度を上げられないんです。
勝ち続けたかったら、正しい判断の精度を上げるーうさぴよ語録
わからなくても取り敢えず何でもエントリーしてたら、どういうときにエントリーするべきなのか?反省のしようがないですよね。
だったら、今入るべき!と判断して入って、ダメだったーの方がよっぽどましです。
今の判断は間違っていたんだな、何がダメだったのかな?と見直して反省が出来て、次から直して活かせるので。
わからなくても、何でもかんでも取り敢えずエントリーして、切れば良いという考えだと、これができない。正しい判断をする訓練ができないんです。
トレードお上手そうな方でも、「入ってダメなら切れば良い(逆指値をしておけば良い)」と仰るので、惑わされてる方も多いと思うのですが、
そう仰る方は、デイトレでも限りなくスキャルピングに近いトレードか、ナンピンしまくっても助かる大量資金があるか、既に自然と精度の良い正しい判断ができるので訓練の必要性をわかってないか、上手そうなだけで上手じゃないか。
100円でも、200円でも、積み重ねれば良いというトレードをされてる方。
このタイプの方は、それはそれは凄い数のトレードをされます。
たとえ利確200円でも、50回約定すれば、+1万円ですからね。
これを利確2,000円ずつにできたら、50回約定すれば、+10万円です。
それが出来て、それを良しとする方は、ぜんぜんありです。
集中力とタフさがあれば、またその訓練ができるならありありーうさぴよ語録
ただ、かなりの集中力とタフさがないとできません。スキャルピングと同じです。
私は集中力は凄いのですが、タフさがない虚弱体質軟弱者なので物凄い数の約定をするのは無理です。
それを美しいと思わないのもあります。(美学についてはポイント4に)
スキャルピングではないデイトレの場合、取り敢えず入って、ダメだったら切るをやってると、いつまでも『正しい判断』の精度が上がらず、勝ち続けることはいつまでも難しくなります。
また、限られてる資金の庶民はナンピンはただのエントリー失敗の下手トレードと肝に銘じて止めておいた方が被害を拡大させずに済みます。
これらを気をつけないと、
損小利大にしにくく、損大利小になりがち。
何でもかんでも入り、ナンピンで助かろうとしてると『正しい判断』がいつまでも出来ないので、当然と言えば当然です。
正しい判断の精度を上げて、負けにくく、勝ち続けられるようになりたかったら、
わからないのに入る、取り敢えず入る、不確かなのに利確する、ナンピンで助かろうとするのは、止めましょ。
じゃないといつまでもラッキーやたまたまでしか勝てないトレーダーのまま。
負けない価値続けられるトレーダーになりたかったらーうさぴよ語録
- わかったらエントリー&利確。
- 間違えたらどうするべきだったか反省。
- 何が正しかったか、何を間違えたかを学ぶ。
この繰り返しです。
何でもかんでもわからなくても入って、せっかくの訓練の機会をなくさないようにした方が、負けにくくなりやすいです。勝ち続けられるようになります。
似てるポイント4 美しいかどうか
これは、前述のドラマ『クイーンズ・ギャンビット』の主人公、ベス・ハーモンがリポーターに『あなたにとって、何が良いチェスか?』と聞かれて答えたときの言葉です。
『美しいかどうかよ』
デイトレでも、スキャルピングやそうではないトレード。中期トレード、長期トレード。配当取り。優待取り。決算勝負。トレードにはいろいろなトレードがあります。
どんなトレードをするか?手法もいろいろ。
手法や時間軸やトレードの種類で自分が何をどうトレードするべきか?迷子の方へのおすすめは、
自分が何が美しいと思うか?👈ここに拘ること。
自分という人間は簡単には変われないし、何かしら一貫性があるので、自分の美学って結構何にでも反映されるし、使える。
例えばですが、私は中長期やスイングよりデイトレ、それもスキャルピングじゃないデイトレを一番美しいと思っていて、中でも、
そこから発射する🚀ロケット発射をとらえ、無理せずにギュイーンと伸び、一度も含み損にならずに、遥かに先で利確を自然にできるトレードを美しいと思ってます。
私のトレード美学
なので美しいトレードをするにはどうしたら良いか?正しい判断の精度を上げ続けて来ました。
一か八かでわからないのに入って、切れば良いと考えトレードをしてたら、近づくことさえできませんでした。
何が美しいか?は人に寄って違います。
自分と美学が違う人間の真似をしたり、動画を見たり、本を読んでも、上達は難しいです。自分に合わないことを目指してても良い効果は出にくいので。
何が自分にとって美しいトレードか?ぜひ考えてみてください。
それが腕を上げる近道のヒントになるはずです。
ちなみに、将棋も詳しくはわかりませんが、私は何となく渡辺明名人を応援してる自分に気づいて、なんでやろ?と彼について調べたら、何と!彼の将棋は👇
鉄壁の守りで、華麗に果敢に攻めまくる
のだそうで、納得😆格好良い~😍私のトレードの理想もこれ(笑)
知らずに渡辺明名人の将棋と私の理想のトレードがそっくりだった🤣
似てるポイント5 勝とうとしない
これは負けの99%は自滅であると仰ってる前述の雀鬼桜井章一氏も仰ってることですが、
『勝とうとしない』これが勝てる理由。
覚えありませんか?
勝とう勝とう、しかも欲張って値幅大きく、または、負けを取り戻そうとして、前のめりに、ガチャガチャトレードして、結局、派手に負けたトレードを。
勝とうとすると自分の欲に吞み込まれて、自ら敗北の奈落へと落ちて行く。
勝負というものは、そういうもんなんです。
私も勝とうとトレードはしてません。
ただただ丁寧にトレードをしてます。
丁寧にトレードをするのが、私はスキャルピングでは難しいので、やらないのもあります。
勝ちたかったら
勝ちたかったら
- ミスをしない
- あらゆる可能性を考え備える
- 正しい判断の精度を上げる
- 美しいかどうかに拘る
- 勝とうとしない
チェスとトレードは似てると言うか、何なら同じだなぁと思ったので書いてみました。
判断力はスキャルピング含め、どんなトレードにも活かせるから。鍛えるのおすすめ😊
いつも言ってますが、勝つ為に、負けない為に、大切なことって地道で地味で退屈なことが多いです(笑)
だからわかっててもやらない人が多い。それをちゃんとやると長い目で見ると違いが出るのよ😉
まだまだ🔰初心者ですが、チェスも勉強し始めました😆
- クイーンズ・ギャンビットって何や?
- これはどう動くんや?
そんな低レベルからですが(笑)
誰にでも、何にでも、初めてはあるのでね😉
知らないことをどんどん知って、試行錯誤して、慣れて、検証して、実践で鍛え、コツコツ進むしかありません。
何でもコツコツすれば何とかなるーうさぴよ語録
頑張りましょうね💪
これは前にも紹介しましたが、前述の桜井章一氏も登場する参考にできることだらけの私のお気に入りの名著。
私は強運だとよく当たると言われてる占い師さん何人かに言われて来たんですが、知らずにやってたことだらけで驚きました👇
運を支配する 桜井章一・藤田晋【広告】
それでは今日はこの辺で。
またね😊
コメント
うさぴよさん、お疲れ様です😀
あー耳が痛い耳が痛い😅
今週後半で、ドドっとやってしまって、4月の利益を大きく減らしてしまいたした😢
アースに捕まった訳ではありませんが。
ちょっと調子に乗った、そして精度も甘くなって損切りも甘くなって、それをちょっと取り戻そうとして連鎖した。
ほんと、ちょっと気を抜くとすぐ元の木阿弥ですね😅
なんとか月間マイナスにはなってませんので、振り出しに戻るからスタートです。
うさぴよさんに、焦るなー!と言われてるのに、ちょっと調子良いと調子乗っちゃってるんですね。
大きく勝ったり、連続で勝ててたらお休み入れないと、と思いました。
うさぴよさんのおススメに間違いはなかった🤣
勝ちたかったら、の5項目全てできてなければそりゃ負けますね。
GWも近いですし、とろあえずそこまでしっかり修行僧の気持ちで立て直します💪
子供の試合見ていても、心揺らさずやるべき事をしっかりやる子は本当に強い。
そういうところからも学ばないとな(笑)
チェス部創設ですか?😁
うさぴよさんに勝てる気しないけど(笑)
自分も息抜きの時に覚えてみようかな。
週末の感じから来週は気をつけねば、と思うので正に無理せずが大事だなと、という気持ちで頑張ります!
「運を支配する」も読みなおそう✊
スザクさん、お疲れさまです😊
耳痛かった😱(笑)
でも、耳痛いということはちゃんと進めてるということなので😉
何回も反省して調子に乗って反省してを繰り返して落ち着くので大丈夫です😊
通る道ですしどうすれば良いかはわかっているということなので心配なし👍
だからね危ない気がしたら大きくわざと勝たないときまであります😉
腹3分くらいが実は負ずっとけない為には一番良かったりします。
休むのが一番確実ですが、調子に乗ってると思ったら腹2分、腹3分にしておくのも👌
いや今の私のチェスレベルなら誰でも勝てます(笑)
面白そうですよね😆最近はいろいろな無料アプリもあるので👍
はい😊無理せず頑張りましょうね💪