ファンダメンタルズ情報を基礎に投資する場合、大きく分けると2種類のタイプがあります。「バリュー株投資」と「成長株投資」。
その二大巨頭が有名な投資家、バフェット氏とオニール氏。
ウォーレン・エドワード・バフェット
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主で、会長・CEOでもあるウォーレン・エドワード・バフェット氏(Warren Edward Buffett)は、ジョージ・ソロス氏、ジム・ロジャーズ氏と一緒に世界三大投資家として有名ですね。
バークシャー・ハサウェイ社は、一株当たりの内在価値を最大限に高めることを目的としています。内在価値と乖離した高い株価を好まず、株価は内在価値を反映した妥当な水準であることを望む投資をし、
年利20%を何十年も出し続けています。
ウイリアム・J・オニール氏(William J O’neil)
一方、ウイリアム・J・オニール氏(William J O’neil)は、将来有望な株をみつけて、株価が大きく上昇するタイミングを狙って投資する成長株投資で有名な投資家です。
彼は、25年間に+5,000%を達成しています。
オニール氏関連の著書いろいろ【広告】
ファンダメンタルズ情報を基礎に投資する場合、大きく分けるとこの2種類のタイプがあり、
一つは前述のウォーレン・バフェット氏が推奨する「バリュー株投資」。もう一つが、このウイリアム・J・オニール氏が推奨する「成長株投資」。
オニール氏の投資法は、比較的小さな会社のうちから、成長の速そうな株を探し出しておき、上昇するタイミングで狙いを定め、短期間のうちに利益を上げて行く方法。
市況が良い(強気相場)、悪い(弱気相場)に関係なく、銘柄選択ができる彼が編み出した方法が「CAN-SLIM」法。
C = Current Quarterly Earnings (当期利益は良いか)当期四半期のEPS、最低でも20%上昇 A = Annual Earnings Increases(通年の利益は良いか)過去5年間収益増加・連続増益が望ましい N = Newer Companies、New Products、New Management(新興企業・新製品・新経営陣) New Highs Off Properly Formed Bases(ボックス圏を抜け、年初来高値、昨年来高値、上場来高値などの新高値をつけている) S = Supply and Demand(その銘柄の需給関係は良いか)株式の需要と供給・株式数少ない L = Leader or Laggard?(その銘柄は主導銘柄か、停滞銘柄か)主導銘柄か停滞銘柄か・業界上位2、3社 I = Institutional Sponsorship(機関投資家に好まれているか)有力な機関投資家に寄る保有 M = Market Direction(市場の方向性を見極められるか)株式市場の動向・下降トレンドではない
これで大化けしそうな成長銘柄を簡単に見分けることができると言うもの。
空売りの構造
今回、私が、えぇええ~と思ってオニールさんを持ち出したのは、そういうことじゃないんです(笑)まぁ著書の一部ではあるんですけど。
見て見て。
彼の空売りの構造の図。ダイアグラム1👇
- 強気サイクルにおける上昇銘柄が、それに続く弱気サイクルでは非常に高い割合で最高の空売り銘柄になる。
- 50日移動平均線を上抜ける反発の1つ1つを、市場全体の状況とその反発のテクニカルな「質」の両方の観点から分析する。
例外はいろいろあるので、一概には言えませんが、
次、良く見てね。
日経平均の日足チャート
SMA移動平均線は期間50日👇
凄くない?そっくりよね?
私以外にも言ってる方いたので、気のせいではないかと。
それで昨日異常な数の空売りが入っていたのかな?皆考えることは同じ?
でも、その後半分だけ戻したり、
例外はあるので、悲観し過ぎず、見守りましょ。
ヒンデンブルクオーメン点灯
ただ、ヒンデンブルクオーメン=アメリカ市場の急落シグナルも最近頻繁に
- 5/22/2024
- 6/3/2024
- 6/18/2024
と点灯しているのでね。
ヒンデンブルクオーメンはアメリカ市場に関する指標ですが、つられやすい日本市場
気をつけるに越したことはないです。
大丈夫ならラッキーだと思って念の為😉
ヒンデンブルクオーメンが点灯してから1か月は有効とされています。
ヒンデンブルグオーメンは米国の物理数学者ジム・ミーカ(Jim Miekka)により考案されたテクニカル指標。米国株式市場のデータに基づいて点灯が判断されます。
次の4条件を満たすと点灯となります。
- 条件1:ニューヨーク証券取引所(NYSE)での52週高値更新銘柄と安値更新銘柄の数が共にその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上
- 条件2:NYSE総合指数の値が50営業日前を上回っている
- 条件3:短期的な騰勢を示すマクラレンオシレーターの値がマイナス
- 条件4:高値更新銘柄数が安値更新銘柄数の2倍を超えない
強弱感の変化が今後のアメリカの相場展開にもたらす影響を教えてくれているものとして重宝されています。
上昇時に急落の予兆として点灯するのがヒンデンブルクオーメンなので、徐々に下落して来る場合などには点灯しません。
空売りの構造にある移動平均線と同じ。50日線にひっかかってるのが条件。
そう空売りのチャンス時に点灯するんです。
結構、上昇してて突然の暴落が来る時、点灯してることあるので、注意深く観察してみてくださいね。
市場の変化には敏感に
株取引を始めてから、順調に中長期や気紛れなスイングトレードで勝ってた私が、突然負け地獄に突き落とされたのは地合いの変化で、でした。
それまで勝ってたトレードが通用しない😭
それまでのやり方では何をやってもダメに。絶望😱
その時に私は学んだのです。
市場は自分に合わせてくれない
ならば、自分が合わせるしかない
自分が臨機応変にトレードするしかない
いつだったか?監視銘柄大幅に入れ替えると言ってた時があったのだけど、
私のトレード銘柄を見てくれてる方は、私がトレードする銘形が変わったのわかったかな?
そう、値嵩株好きの私が値嵩株触っていないのです。
値嵩株は値幅取ろうとしなくても取れるので、入る所利確する所を間違えず、コツさえ掴めば、とてもトレードしやすい。
もともと負け地獄に入る前、私は値嵩株しか触ってなかったくらい得意でした。
ところが、ここの所、地合い良い日も悪い日も空売りが増えて来てた🙄
私は基本的にはトレードは買いで取引します。値嵩株で空売りが激しいと抗えません。
抗い難い空売りをする機関や大口に狙われるのは大型株
そこへ値嵩の大型株
【4107】伊勢化学工業
【6146】ディスコ
【6920】レーザーテック
【7735】SCREEN
【8035】東京エレクトロン
等が墜落📉し始めた。
やはり・・・・と言うわけで、変化には敏感に。
市場の変化には自分が合わせる
値嵩株好きな私だけど【6920】レーザーテックは触らないのも気づいてました?(笑)
レーザーテックで値幅取りたくなったら、私の「欲張り」は最高潮に達していると言うこと🤣危ない危ない🙄
【6861】キーエンスなんかも昔はよく触っていたのだけど、同じく欲張り最高潮はダメ🙅ということで自分への戒めで禁止🚫にしています。
触り始めたら、欲を克服できた?やけになって触ってる?まだまだですな😊(笑)
あーびっくりした。オニールさん凄いなというお話でした(笑)
画像はそっくりでびっくりしてる人達😱
それでは今回はこの辺で。
またね😉
追記 8/3/2024
これを書いた6/19の後、ヒンデンブルクオーメンはまた点灯してました。
- 7/9/2024
- 8/2/2024
その後、大暴落した頃の日足です。
これを書いていた6月頃から落ちるのではなく、暴落の前の50日線を越える更なる反発が大きかった後落ちるパターンだった?
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